1.福岡県の新年度当初予算は2兆2,672億円。 過去最大規模。
福岡県2022(令和4)年度当初予算は、国の経済対策を最大限活用した2021(令和3)年度「2月補正予算」と一体的に編成し、2021(令和3)年度「12月補正予算」と合わせて〝16ヶ月予算〟になります。総額で、2兆2,672億円となり、過去最大規模の予算となります。
歳出にあたっては、「新型コロナ危機を克服し、安全で強靱な地域をつくる」、「世界を視野に、未来を見据えて、新しい一歩を踏み出す」、「誰もが安心して暮らせる福岡県をつくる。」を柱に、部局ごとに予算の執行に務めます。
〈福岡県2022(令和4)年予算の概要〉
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/158035.pdf
2.一般質問に登壇。 服部知事、吉田教育長に質問を行いました。
福岡県議会2022年『2月定例会』において、一般質問初日の3月3日、質問に立ちました。今回の質問は「本県の歴史的認識と今後の広報について」でした。質問の概要は以下のとおりです。
①4年後2026年は、現在の県域確定となって150年、県庁舎が舞鶴の「福岡城」から天神に移って150年。周年行事の取り組みを準備すべきではないか。(知事答弁)
②県内公立小中学校並びに県立高校において、生徒に本県の近・現代史および地方史をどのように伝えているか。そして、今後、どのように伝えるべきか。(教育長答弁)
③県営「天神中央公園」にある『旧福岡県公会堂貴賓館』の歴史的価値や認知度を高め、郷土への誇りの醸成につながる取り組みを進めるべきではないか。(教育長答弁)
④県営「天神中央公園」、「大濠公園」、「西公園」について、憩いの場、憩いの空間としての価値はもとより、歴史資源を活用することで都市公園の魅力をもっと高めるべきではないか。(知事答弁)
3.「予算特別委員会」委員として、新年度予算審議を尽くしました。
今議会は、福岡県の2022(令和4)年度予算を審議する「予算特別委員会」(予特)が開催されました。私も委員として、新年度予算の審議を尽くしました。
今回の予特では、以下の質問を行いました。
1)農林水産部所管:「有害鳥獣対策とジビエ肉の活用について」(農林水産部)
①県内の野生鳥獣による農作物被害はどうなっているか。
②福岡県は、警備会社「ALSOK福岡」に有害獣の処分を委託している実証実験の内容は。
③また、その成果は。
④今後、同様の取り組みを他の企業の参入を進め、県内の地域拡大する計画はあるのか。
⑤捕獲したイノシシ、シカのうち、食肉としての利用はどれくらい進んでいるのか。
⑥ジビエ肉の活用をどのように図っていくのか。
2)県警察所管:「『少年法』改正に伴う県警察の対応について」(県警察総務部長)
①本年4月1日から施行される改正『少年法』について、改正のポイントは。
②「特定少年」にかかる〝特例〟の内容とはどのようなものか。
③改正法を踏まえ、県警察としての対応はどうのようになっていくのか。
④県警察における少年の立ち直り支援対策はどのようなものであるのか。
⑤「少年サポートセンター」について、具体的な活動内容は。