ミャンマー総選挙、民主化・民主政治の実現を大いに期待しています。

2015年11月8日、ミャンマーで総選挙の投票が行われています。2011年の民政化後初めての選挙となるもので、上下両院及び地方議会の議員が決まります。

約90の政党から約2,600人が立候補。有権者は18歳以上の約3,200万人。小選挙区制で、全国約4万か所の投票所で午前6時から午後4時まで投票が行われ、即日開票されます。

選挙戦は、軍事政権の流れをくむ与党の「USDP(連邦団結発展党)」に対し、民主化運動を率いてきたアウン・サン・スー・チー氏の野党「NLD(国民民主連盟)」が、政権交代に必要な過半数の議席を獲得できるかが焦点です。

しかし、現在のミャンマーの憲法では、上下両院644議席のうち4分の1(25%)、161議席が軍人に議席が割り当てられており、軍人分を除く498議席を小選挙区で争うことになります。

したがって、「NLD」が過半数に達するには、選挙で争われる議席のうち3分の2を超える議席の獲得が必要です。

ミャンマーでは半世紀以上にわたって軍政が続き、4年前に民政移管したあとに成立した現政権も、大統領や閣僚の多くが軍の出身者で占められています。

「変化」をスローガンに掲げる野党「NLD」が、長年続いた軍事政権に対する国民の反発を背景に、優位に選挙戦を進めており、ミャンマーで政権交代が実現するかどうか、最大の焦点となっています。

ミャンマーの総選挙は民政移管後初めてとあって、アウン・サン・スー・チー党首率いる「NLD」など、すべての主要政党が参加するのは実に25年ぶりです。ほとんどの有権者にとっても25年ぶりの総選挙となるため、投開票の際の混乱や不正が懸念されています。

ミャンマーでは、過去に不正な選挙が行われたとされており、今回の総選挙では、世界各国から公正選挙に向けた監視団が派遣されています。日本からも「選挙監視団」が派遣されており、投票所の準備等の状況を視察しています。

福岡県議会「民主党・県政クラブ県議団」は、2012年7月にミャンマーを視察してきました。視察するなかで、「ミャンマーがこれから経済発展を実願できるかどうかは、まさに民主化に懸かっている」と考えていました。

これまで軍事政権が長期に政権を担ってきたミャンマーでは、「民主化が遅れてきた」といわれており、真の民主化、民主政治が誕生するかどうか、大いに注視したいと思います。

ミャンマーの総選挙は8日に投票、即日開票され翌9日には大勢が判明する見通しです。

(写真1:ミャンマー「NLD」本部前、2:アウン・サン・スー・チーさんの自宅前)

12-07-11 NLD本部

12-07 アスンサンスーチーさん宅前にて

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