「12月県議会」の提出議案は27件、しっかりと審議します。

　2013年12月２日（月）に開会する「12月県議会」は、19日までの開会予定です。

　今議会に提案される議案は27件で、予算議案２件（平成25年度12月補正予算）、条例案11件、専決処分に係る議案２件、契約に係る議案２件、その他の議案９件、人事案件１件となっています。

　このうち、「平成25年度12月補正予案案」のポイントについて以下の通り報告します。

　補正予算の総額は△129億3,700万円となっています。補正予算額がマイナスとなっているのは、県職員の給与費が削減されたからです。

　内訳は、
1)給与費　△154億5,200万円（県職員平均5.6給与カット、本年７月１日～来年３月31日まで）
2)事業費　25億1,500万円
　①緊急雇用創出事業　14億2,000万円
　・若年未就職者雇用・人材育成費　２億5,200万円
　・新生活産業地域雇用創出事業費　7,800万円（子育て、高齢者支援等の就業促進事　業）
　・中小企業新事業展開雇用創出支援費　5,900万円（新事業展開に取り組む中小企業者就業支援）
　・「軍師官兵衛」プロモーション強化費　6,300万円
　・「明治日本の産業革命遺産」情報発信費　3,400万円　
　・「いただきます！　福岡のおいしい幸せ」推進費　7,600万円
　・ふくおかの逸品まるごとキャンペーン事業費　１億2,500万円
　・県産食材取引拡大推進費　9,200万円
　・医療・福祉施設防火戸等緊急調査費　3,600万円
　・省エネ・節電推進費　2,100万円
　・男性の子育て応援事業費　2,700万円
　・オリンピック・パラリンピックチャレンジ事業費　１億3,600万円
　・市町村緊急雇用対策助成費　４億2,100万円　（※実施主体は市町村）
　②その他
　・産業廃棄物最終処分場対策費　6,700万円　（飯塚市内住産廃処分場の行政代執行実施費）
　・公共用地取得費　９億6,300万円　（土地開発公社廃止決定に伴う旧新宮処分場用地の買い戻し）
　・特殊詐欺被害防止対策費　1,200万円　（振り込め詐欺等の電話等での注意喚起対策費）
　③債務負担行為　40億4,800万円　（道路・河川等県単公共事業費）

　これらの予算が県内隅々まで行きわたり、本県経済の振興、中小企業者の支援、地域活性化につながるよう、今議会でしっかりと議案審議したいと思います。